ぺろかめブログ

20代平凡社会人ぺろりの趣味ブログです。

大型自動二輪免許を一発試験でとった話 in 幕張免許センター③

 

 

 

どうも

ぺろりです

 

 

 

一発試験の費用などはこちら↓

perorikun.hatenablog.com

 

 

 

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1発試験は聞いたことあるけど、実際にはどんな試験をするの?

周囲に1発試験を受けた人がいないので何もわからない状態

 

僕自身受ける前にはネットで先人たちのブログなど拝見してイメージづくりを沢山しました。

 

って事で今回は実際の試験について書いていきます

 

 

 

 

 

○試験を受ける準備

 

まずは試験を受けるための事前の手続きとして「事前審査」というのがあります

この審査を受けないと1発試験の予約ができませんので基本的には受けることになります

安全運転講習会に参加すればこの事前審査をやったこととみなされて審査免除で試験の予約をすることができます

 

講習会に参加予定だったので事前審査を受けなくてもよかったのですが、なるべく早めに予約をしたかったので事前審査を受けました

思いの外予約が取れないので早めに予約をするのをお勧めします

 

事前審査は月・水・金の朝に行われます

内容は

・8の字にバイクを押す

・バイクを倒してそこから引き起こす

の2つです

グローブが必要になりますのでお忘れなく

 

審査でオッケーがもらえると試験の予約の仕方や受け方などを簡単に説明してもらえます

その後予約の15番窓口に行き試験日の予約をしたらその日は終了です

大体同じ日に1発試験もやっていますので見学もできます

 

 

 

○試験当日

 

試験は午前の部と午後の部があるので自分が予約した部を確認しましょう

ちなみに、午前受けて落ちたからそのまま午後にもう一回受けるということはできず1日1回となっています

 

当日の持ち物

・ヘルメット

・グローブ

ライディングブーツ(スニーカーでも可だが肌が露出するのはアウト)

・受験申し込み書(証明写真が必要)

・事前審査合格証

・免許証

・受験料4050円

・交付手数料2050円(受かった場合必要)

 

受付を済ませ当日の試験コースを確認したら待合所で待機

ちなみに試験コースは1コースと2コースの2種類

当日会場に行かないとわからないのと規則性もないので予測は出来ません

 

ですが試験時間までは実際にコースに入って歩いたりできるのでそこで最終確認ができます

 

試験時間になると教官が待合所に来て試験の注意事項等の説明

説明が終わると受験番号順に試験開始です

 

 

 

○試験内容

 

試験の採点は減点方式です

最初100点から始まり安全確認を怠ったり課題走行の規定時間オーバーで減点されていき、70点を下回った時点でその場で強制終了

減点なら他で巻き返せますが、一番気をつけなければならないのは1発アウトの危険走行

1本橋での脱輪、スラロームパイロン倒す、急制動で止まりきれないなどなど

 

ちなみにですが僕が1回目で落ちたのは波状路で脱輪したからです(笑)

波状路で脱輪なんて聞いたことないしダサすぎですので皆さんは気をつけてくださいw

 

 

では実際に幕張免許センターで行われる2コースに沿って説明していきます

 

ちなみに試験車両はCB750とNC700(750?)の2台があり、こちらも当日にならないとわかりません

 

・慣らし走行

コースの4分の1程を最初に走行します

この間は転倒しようが足を着こうが採点されないので、短い距離ですが試験車両に慣れることを意識します

慣らし走行が終わったら一旦降車をして歩道まで戻り、教官の合図とともに試験開始です

 

・乗車

乗車前の確認から採点開始

車両前後の確認をして乗車

乗車したらミラー調整してエンジンをかける

ギアをローに落として発進します

 

・外周一周

まずは外周を一周まわります

途中障害物や指示速度走行があるので注意

 

一本橋

パイロンに合わせて一時停止

一呼吸置いたら発進

アイドリングのまま半クラとリアブレーキで調整しながら徐行で通過

大型二輪の通過タイムは10秒以上です

ですが徐行しすぎて脱輪するくらいならさっさと通過して減点もらった方がマシなのでそこは自己判断

 

スラローム

一本橋を終えたら間髪入れずにスラロームです

アクセルとリアブレーキを使いリズミカルに

僕は1速だとギクシャクして難しかったので2速でやりました

通過タイムは7秒以内です

ここもパイロンを倒したら1発アウトなので注意

 

・S字

文字通りS字の細い道を通過します

特にタイムはないのでパイロンを倒さないよう注意

本線に出るときの安全確認忘れずに

 

・クランク

今度はS字と違って直角に曲がっている細い道を通過します

低速でバランスを保ちながらパイロンを倒さないよう注意

個人的にはシートの前側に座るとやり易かったです

 

波状路

にっくき波状路です

立ち乗り姿勢で段差を一つづつ越えていきます

通過タイムは5秒以上

講習会では一回もミスったことがなかったのにまさかの脱輪...

波状路で落ちる人なんてまず見たことないので皆さんも油断にはご注意を(笑)

 

↓こんなやつです

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・見通しの悪い交差点

垣根のある交差点です

見通しが悪い交差点では一時停止して左右の確認が必要です

その後すぐに右折なので中央線によるタイミングを逃さないように

 

坂道発進

坂道の途中で一旦停止をしそのまま発進

リアブレーキを使い後退しないよう注意

 

急制動

時速40kmで進入して晴れの日は2本目の11m、雨の日は3本目の14mラインまでで停止をします

この時速40kmはメーター読みではなく実測で40なので、メーターでは時速45kmほど出す必要があるので注意

ここまでで教官からの強制終了の合図がなければほぼ合格間違いなしです

最後まで気を抜かずにあと少し!

 

・降車

降りる際も最後まで気を抜いてはいけません

ギアをニュートラルに入れエンジンを切り、バイクを降りてからスタンドを出して駐車させれば終了

意外と手順を間違えやすいので注意

 

 

 

基本的に大きな課題はそんな感じです

後は逐一安全確認を忘れないことと、意外と大事なのが乗車姿勢走行方法

 

公道ではすぐにブレーキをかけれるようにと、常にブレーキレバーに指をかけている方も多いと思いますがそれはダメです

必要な時以外ブレーキを触るのは無し

それとつま先が外を向いていてはダメでちゃんと真っ直ぐにしてないといけないなど、細かいところも採点に含まれるそうです

 

走行方法では、試験で安全確認などをちゃんとやりすぎるあまりかなり低速での走行になっちゃいがちなんですがそれもNG

公道でそんなちんたら走ってたら後続車の邪魔でしょってことでそれも減点材料になるらしいので注意が必要です

 

 

試験が終了し不合格ならば次の試験を予約してそのまま帰宅

合格ならばそのまま免許がもらえますので交付手続きになります

 

 

 

長々書きましたが、結構細かい注意点などは端折っています

一発試験はすんなり受かれば安上がりですが、一度落ちると精神的にかなり追い詰められ

「またあそこでミスるんじゃないか、やらかすんじゃないか」

となって普段の仕事も手につかなくなりますw

そういうのが苦手な方やお金に余裕のある方は教習所という手もありますのでご自身に合った方法で臨まれるのが良いと思います

 

 

もしこれから1発試験に挑戦してみたい!という方がいらっしゃれば、出来る限りお答えしますのでお気軽にご質問ください〜

 

それでは